「伯耆人の誇り」 |
伯耆に生まれて伯耆に生きて、やがては伯耆で果てる身ながら。 さてさて、伯耆人として郷土への愛着と誇りが有るや否やを問うた若かりし頃。 その昔、羨ましかった、九州人、高知県人、山口県人、島根県人のお国自慢。 そこに京都府民、山梨県人、東京都民、愛知県人、東北人が加わり議論は白熱。 彼らのお国自慢には自分の郷土に対する愛着と誇りが有った。 しかしそれに加われない孤独な伯耆人。 愛着がなかったのではない、誇りがなかったのでもない、ただ知識と認識が足りなかったのです。 誇りを探しに歴史を遡り、たどり着いたら古代の伯耆。 今なら語ります、伯耆先達の偉大さ、謙虚さ、逞しさ。 それを孫・子に伝えたい。 若人たちよ、過去を識り、今を考え、未来を想え。 (2019年2月11日) |