科学的方法 | |
科学的方法 | |
序章で示した、「科学的方法」に準じて論理的検証を行う。 すなわち、第1章で本稿に有用と考えて収集した材料を、その検証に適した方法を用いて分析を行う。 しかし、その前に再度収集した材料が信頼に値するか否かの前検証が必要に思われる。 詳細は、「科学的方法」へ |
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材料の検証方法 | |
信頼度判定の必要性 | |
収集した材料を用いて米子古代史の検証を試みるわけではあるが、その材料にも信頼性がなければならない。 統計の世界には ”Garbage in, garbage out ”という格言がある。 これは「ゴミのようなデータを使っていくら解析しても出てくる結果はゴミばかりだ」という意味であり、データ収集の前にその方法を十分に検討する必要があることを強調したものである。 考古資料、史料批判を受けた文献的史料などは相応の信頼度を保持していると思われるが、そうでない材料については検証の前の再評価が必須と思われる。 |
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材料の信頼度判定の方法 | |
考古資料について 考古資料については、一般的に科学的検証が行われていると考える。 従って何らかの理由がなければ敢えて再検証は行う必要が無いとして処理する。 文献的史料について 一定の史料批判を受けた文献的史料などは相応の信頼度を保持していると思われる。 しかし、文献的史料には作者の意図などによって脚色されているものも少ない。 従って必要に応じて検証を行う。 その方法としては、従来の史料批判法に加えて数理文献学、EBMの概念を準用してこれを試みることとする。 EBMに関する詳細は、「数理文献学」、 「EBMについて」へ 地理学的資料 自然地理学的資料については、科学的検証が行われている例が多いように思われる。 従ってこれについても、何らかの理由がなければ敢えて再検証は行う必要が無いとして処理する。 人文地理学に関する資料については、必要に応じて材料の検証を行う。 伝承的資料(神社、古寺)、民俗学的資料(伝承、民話、風習など) これらの資料は、科学的根拠にかけるものもあるかもしれないが、ある意味極めて重要な資料であると考える。 したがって、これについてもEBMの概念を準用してこれを試みることとする。 EBMに関する詳細は、「EBMについて」へ |
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材料の分析方法 | |
分析方法の概要 | |
何ら実績ない一個人が、主観的な見解を述べたところでその結果にはあまり意味がないと思われる。 そこで、可能なものについては統計学的仮説検定等を用いた応用数学的分析を試みる。 詳細は、 統計学の概要 確率論 記述統計学 推測統計学 仮説検定 偏差値 パラメトリック: z検定(平均値の検定)、t検定、F検定 ノンパラメトリック1: 符号付順位検定、順位和検定、U検定 ノンパラメトリック2: 符号検定、χ2検定 |
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